住まいづくりは生活づくりでもあるのです。

「水」「ガス」「電気」家を建てれば付いてくるものじゃありません。自分で何とかしなくちゃいけません。

地方などでは、親から譲り受けた土地に住宅を建てるというケースも少なくありませんし、ご自身が理想とする住まいづくりにぴったりだと思う場所に土地を見つけた場合には、その土地に住宅を建てるケースもあります。
また新しく宅地造成をされた場所に気に入った土地を見つけた場合などにはその土地の上に今度は建物である住宅を建築しなければ住まいづくりは完成をしません。
そうした時に気を付けたいのが、その土地にライフラインに必要なものがどれほど揃っているかという事です。

ライフラインとはもちろん「電気」「水」「ガス」です。
ご自身の理想の住まいづくりを分譲マンションあるいは建売住宅とした場合にはもちろんそれらライフラインは既に設置されていますので、後は入居をするだけです。
しかし、更地の場合にはそうはいきません。
なぜなら電気・水道・ガスなどは住宅を建築すると同時に配線工事、または配管工事をおこなわなればならないからです。

住宅用地として販売をされている土地に関しては、その敷地の間際まで配線・配管工事が既に行われていますし、中には敷地内の決まった場所に配管工事が行われている場合もあります。
前者の場合には建物に関しては自由な設計ができるというメリットはありますが、その間取りに合わせた場所に配管・配線工事を行わなければなりませんので、その費用は自己負担となります。
また後者の場合には、配管・配線工事の費用はありませんが、既に決まった場所に配管があるという事で、設計に関してはある程度の限られた間取りとなってしまいます。

この配線・配管工事の自己負担というのは、親から譲り受けた場合やご自身で気にいった土地を購入した場合にも同様です。
特にあまり宅地化がすすんでいないような地域に住宅を建てる場合には、配管や配電がその土地に近くにまで来ていないという場合も多々あります。
そうした時にはそれらの引き込み工事代金は自己負担となりますので、かなりの金額が必要となってきます。
つまり親から譲り受けた土地なので、土地代金が係らずに済んだと喜んでばかりはいられないという事です。

こうした配管・配線工事が自己負担であるという知識がないと、必要なのは上物工事代金だけと勘違いをしてしまいますし、知識がなかったばかりに実際に建物を建築する段階になり、そうした費用が必要だという事を始めて知り、建築時期の先延ばし、または借入金額の増額などをしたというケースがありますので、このような土地に住宅を建築しようと考えている人は、事前に排水管や配線がどこまで来ているのかという事をしっかりと確認し、それを自分の土地に引き込みために必要な工事代金がどの程度になるのかという事を建築業者などに予め見積りをとってもらわなければなりません。

更に、地域によっては都市ガスや下水道の通ってない地域もありますので、ご自分が住宅を建設しようとする場所にどのライフラインが通っているか、そしていないかという事もしっかりと確認をする必要があります。