理想の住まいづくりへの為には住宅ローンの審査に通らなくては

どんな審査がされるのだろう

住宅を購入する時にほとんどの方が「住宅ローン」の借り入れを行いますが、誰しもがこの住宅ローンを無条件で希望額を借り入れする事ができる訳ではありません。
住宅ローンを借入する際には、その借入先の審査を受け、その審査に通らなければ借り入れをする事はできませんし、審査を通ったとしても、希望額の満額が借り入れ出来るとも限りません。
そしてこの住宅ローンの審査というのは各金融機関により異なる基準を設けている為に、ある金融機関では審査が通らなかった人でも、別の金融機関では審査が通ったという事も多々ある事です。

ではその審査ですが、どんな内容が審査項目とされていて、それぞれの項目に対してどの程度の基準を満たしていれば承認されるのかという事が気になる点ですが、実はこの審査内容というのは各金融機関に尋ねても教えてくれる事はありません。
この審査内容というのは、各金融機関が独自で行っている内容であり、いわば企業秘密となっている為に公表はされていないのです。
ですので、金融機関によって審査が通ったり、却下されたりといった異なった結果になるという訳です。

住まいづくりを実現させる上でも、この審査で承認をされる事は必須条件となりますので、これから住宅ローンの申請を行う人たちの知識となるべく情報を少しでも多く集めてみましたので、これからの住まいづくりの参考にして下さい。

「平成18年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果」というものが国土交通省から発表をされていますので、その内容から察すると、①完済時年齢 ②借入時年齢 ③返済負担率 ④年収 ⑤勤続年数 ⑥カードローン等の他の債務の状況や返済履歴 ⑦担保評価といった七つの項目を特に評価している事がわかりました。
もちろんこれ以外にも住宅ローンの申込書に記載をするべき項目は家族構成、勤め先の会社名、仕事内容などもありますし、添付資料として源泉徴収票も評価の対象となります。

この七つの項目の中で、あまり聞きなれない項目が③の「返済負担率」と⑥の「カードローン等の他の債務の状況や返済履歴」ではないでしょうか?このような言葉は金融機関で仕事をしている人、または不動産会社で仕事をしている人など実際に日頃から住宅ローンと関わりある仕事をしている人は、仕事をする上での知識として知っているかもしれませんが、それ以外の職種の人達には日頃の生活の中でこのふたつの言葉を耳にする機会というのはあまりないでしょう。

それでも⑥の「カードローン等の他の債務の状況や返済履歴」と言うのはその言葉から何となく想像はできるものだと思いますし、実際にどんなものかというのはあなたが想像した内容とあまり大差はないはずです。
その言葉が表す通り、住宅ローンの申し込みをしている今現在、あなたが他から借り入れの有無だけでなく、既に完済をしている過去のローンに関しても、どのような返済をしてきたかという事までもが審査対象となっているのです。
過去既に完済をしている借り入れの返済履歴を重視するというのは、例え完済をしていてもその返済期間において遅延があったり、借入期間中に更に借り入れを繰り返していたといった状況を見極めているのです。

住宅ローンはそれまでに借り入れをしたことがある人にとって見ても、過去最大の借入金額となる事でしょうし、その返済期間も20年30年といった長期に亘るものです。
金融機関はあなたが過去にどのような返済をしてきたかという事で、あなたという人の信頼性と返済能力を判断しているのです。
こうした知識を持っていない人は、今現在は借り入れをしていないから審査には通るはずだと過信してしまいがちですが、金融機関というのはそんなに甘いものではありません。
将来、住まいづくりを考えている人は今現在の生活から律していかなければいざという時に困るのはあなたとあなたご家族です。

また③の「返済負担率」という言葉も聞きなれない言葉ですのでご紹介をします。
これは年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合の事です。
簡単に言えば、一年間に手にする収入のうちの何%が住宅ローンの支払金額として支払われるかという事を確認しているのです。
この%の数値が高ければ高いほど、生活費を圧迫している事になるので、こちらも重視がされるポイントとなってるのです。

住宅ローンを貸し出す金融機関が一番恐れている事は『貸し倒れ』です。
もちろんそのような時の為に、土地家屋などを担保としているのですが、それでも元本を補填する事はなかなかできませんので、貸し倒れによる損益をださないように、住宅ローンの審査は厳しくなっているのです。