住まいづくりで一番必要なのは「お金」

だからって家にある有り金をつぎ込んではダメ!!

住まいづくりの実現に欠かせない物は何と言っても「資金」です。
夢のマイホームを手に入れるために、普段の生活の中で節約をし、貯蓄を貯めているという若いご夫婦は世の中にたくさんいると思います。
それでもマイホームを貯蓄で貯めた資金だけで購入をできるという人はごく限られた人たちだけで、多くの方は「住宅ローン」という借入をしています。

当たり前の話ですが、借入をしたお金というのは当然返済をしなければなりませんし、借入金額が高額になれば毎月の返済金額も多くなります、そして返済期間も長くなります。
もちろん返済期間というのは、各金融機関、または借入をした期間により最長期間が定められていますので、その限られた期間の中で返済をしなればなりません。
借入期間が長くなるという事は、その期間に応じた利息も発生しますので、同じ金額を借入したとしても、返済期間を短く設定した方が、元本に加算される利息が少なくなりますので、最終的な返済金額は少なくなります。

この程度の知識は、当然の事として住宅ローンだけでなく、自動車ローン、教育ローンなどローンを利用した人ならご存知のはずですし、そうしたローンを利用した経験のない人でも、知っている事だと思います。
そのために少しでも多くの貯蓄をし、借入金額を少なくしてからマイホームを購入したいものですが、誰しもが満足のいく貯蓄をしてから住まいづくりに取り掛かるという訳にはいきません。

それはなぜか、理由は簡単です。
マイホームは「家族と生活をする場所」だからです。
若いご夫婦が住宅を購入する時期として最も多いのが、お子さんが保育園や幼稚園または小学校に入園、入学をする前です。
これは子供の成長過程において、重要な時期であり、生活の地盤を固めたい、就学途中で転校により精神的な負担をかけたくないといった理由もありますが、賃貸住宅に住み続けている間に支払う家賃というのは言葉は悪いですが言わば「捨て金」になってしまうからです。

住宅ローンを組み、毎月のローンとして支払うお金は自己資産となった住宅を購入するために借入をしたローンの返済ですので、完済をした後には「自己資産」となりますが、賃貸住宅の場合には、いくら支払ったとしても「自己資産」となることはないからです。
そのために満足のいく貯蓄といえない段階で、住まいづくりを始める人が多くいるのです。

この時手元にあり、住宅の購入にだせる自己資金を『頭金』といいますが、頭金がたくさんあれば当然その分、借入金額は少なくて済みます。
だからと言って、借入金額を少しでも少なくしようと、貯蓄の全てを自己資金として『頭金』に充ててしまってはその後の生活が不安定になってしまうという事を覚えていてください。

社会生活をしていく上ではいつまとまったお金が必要になるかわかりません。
また住宅を購入する時には、その住宅の購入金額の他に「諸費用」というお金も必要となります。
この諸費用というのはさまざまあり、土地名義などを購入者に移す「登記費用」はもちろんの事、引越し費用や購入した住宅に必要な家具家電、またはカーテンなどと言った細々としたものまでもが必要となるのです。

よく「もうお金はないから、今使っているものを新しい家でも使用する」と言う言葉を聞きますが、いざその時になってみると、新しい家に相応しい家具が欲しくなるものなのです。
そうした時に、まったく貯蓄がないので、また借入をして家具家電などを揃えるような事では本末転倒です。
住宅ローンの借入金額を少なくしたいという気持ちは分かりますが、貯蓄の全額を頭金とするのはやめて下さい。